●太平洋に浮かぶリング島:マタイヴァ環礁
トゥアモトゥ諸島の最も北西にあるフランス領の環礁
東西10㎞×南北5㎞、島民の数は270人
リングの中にはラグーンが広がる
外海と内海をつなぐ9つの水路があり、現地の人は9つの目と呼ぶ
これがマタイヴァの名前の由来(目=マ、9つ=タイヴァ)
珊瑚で形成されたサークル状の島
マタイヴァは数万年前、火山のある島だった
その山の周りには珊瑚が成長
プレートの変動により火山が徐々に沈んでいったため、
周りの珊瑚だけが残り、リングの島となった
ポリネシアには珊瑚の島が76個ある
環礁の形は元々あった火山の形に影響を受けるの
マタイヴァでは家畜を飼っていない
産業は漁とヤシの実の胚乳を乾燥させたコプラ
コプラ1㎏で約140円の収入となる
コプラはマーガリン、石鹸、ろうそくなどに加工される
ラグーンの色の違いは深さの違いによるもの
濃い青色の部分は深さ10mほどで、白は人が立てる深さ
(2008)